夕暮れひとりぼっち。
又吉さんの短編小説『夕暮れひとりぼっち』を読みました。最初はちょっと切なくて寂しいけど、だんだんとわくわくしてきて、ハッピーで、あとちょっとしかない。終わりたくない!って思わせてくれる又吉イズム。文学的で情緒的な言い回しと、又吉さんの地元ナマリの漫才チックな関西弁の対照的な感じがもうたまらなかった。最近のわたしはと言えば、どうも逃げたくなったり 吹っ飛んだり すがったり。又吉さんの素敵な小説。どうか、このままあったかくいてほしい。夕暮れひとりぼっち、ひとりぼっちだけどひとりじゃない、幸せになれる小説でした。
- 作者: 大久保加津美編著,柴田ひろあき写真,又吉直樹,カズ・カタヤマ,名越康文,河合勝,大久保加津美
- 出版社/メーカー: きんとうん出版
- 発売日: 2010/04/09
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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いつか短編小説集出してーー!(って、いつも書いてるかも笑)