落花生たち＜あらすじレポ＞

「ぼくたちはただただもてたかった」大学の天文部に所属するもてない３人（LLR伊藤、NON石田、初恋こうすけ）が恋と友情を天秤にかけて繰り広げる切ない物語でした。

主役は伊藤ちゃんで、同じ部の織部ちゃん（中野さん）に2年間片想いしてるのが石田くん。2年間思い続けた想いをいつ伝えようか、次に流れ星が流れたときにしようかって他の部の２人に相談してるときに新しく福田さんが天文部に入部してくる。彼がこの話のキーパーソンであって、石田くんの片想いの相手織部ちゃんの彼氏。その事実を知ってる伊藤ちゃんは石田くんのことを思って、ただただ福田さんが部を辞めてほしいと願う。伊藤「福田が事故に遭ってしまえばいいのに。」
そんな伊藤ちゃんの思いは誰にも伝わらず、部になじんだ福田と新入生歓迎会の出し物は「映画をとる」ことに決定する。映画研究部にも所属している福田のカメラで撮り始めるが、ちょっとしたいざこざから撮影が中止に。（ここでクレオパトラ大活躍ですが割愛。）撮影場所を抜け出した織部ちゃんを石田が追いかけて、彼女をつれて星が良く見える丘へ。その頃、伊藤に「天文部についてもっと教えてください」と頼んだ福田と伊藤も同じ丘へ向かう。石田は織部ちゃんと星を眺めながら、（次、流れ星が流れたら告白しよう）と決意する。同じく福田「流れ星が流れたら映画が無事撮れることと、織部さんを幸せに出来ますようにって願います。」伊藤「願いごとは一つしか叶えてくれないんだよ。」福田「じゃあ映画のことをお願いします。あと一つは自分で叶えます。」
流れ星が流れ石田が告白しようとした瞬間、福田の運転する車が横転し二人は事故に遭う。伊藤は打ち傷だけで済んだが福田は重症に。福田「伊藤さん、よかったですね。僕が死んだら伊藤さんの願い事が叶いますよ。」そしてその事故がきっかけで石田は福田と織部ちゃんの関係を知るが、我慢出来ずに織部ちゃんに想いを伝える。
失恋した石田だが伊藤が自分を想ってその事実を隠してくれていたことを知り、もう１度撮影をしようと切り出す。伊藤も考え直し部の雰囲気が明るくなってきたところで福田が退院、切ないけどハッピーエンドで終了でした。
基本的に切な苦しいお芝居でした。場面場面で客席からすすり泣く声が＞＜だけどその泣きのタイミングで今回かなりHENTAIな役の井上さんが現れて場を明るくしてくれました（笑）今回の舞台で井上さんがかなり好きになったー(*´д｀*)役だけど（笑）そして伊藤ちゃんの細かくて、切なくて胸が苦しくなる演技に圧巻。通常のコントでは考えられない演技で感動しました。伊藤ちゃん出来る子ー☆あとは福田さんのモテキャラですよね(*´д｀*)まんまとやられてしまったわたくしです（←）いつものカラーパンツじゃなくておしゃれ大学生みたいな衣装にもキュンでした＞＜てか福田さんちょっと太った？そこもまたいいｗｗ
とにかく素敵な舞台でした。あべちゃんの演出って切ないけど明るくて好きだなー。また観たいです。