URAKEN＠千秋楽

グランジ 神保町花月

行ってきました。予定では１回のつもりが結局４回も(*´∀｀)どうにかレポしようと思ってたけど、楽屋裏ブログのレポがあまりにも詳細に書かれててレポする気失せました（笑）皆さま見てみてください。

神保町楽屋裏ブログ
http://jimbocho.laff.jp/blog/


千秋楽の感想を書こうと何度も思ったけど、まだ浸っていたくて書けず。URAKEN終わったことが寂しくて書けず（笑）３日も経ってしまって鮮度も何もない感想です。無駄に長いです。






今回のお芝居の舞台は高校の剣道部でした。URAKEN（裏の剣道）っていうタイトルが付いているけど、わたし的にはそこがメインではなくて普通にある高校の剣道部の友情物語でした。


大さん演じる近藤先生が高校の不良３人を改心させる為にムリヤリ立ち上げた剣道部。その不良３人を演じたのが、宮本役の五明さん、千葉役の森木さん、大石役の長崎亭キヨちゃんぽん。だけど３人では部員数が足りなくて、たまたま同じ高校に入学していた宮本の幼馴染で佐々木役の遠山さんが入部。その４人に近藤先生の娘の剣子役の由梨さんを合わせた５人での剣道部が始動。元々剣道をやっていた佐々木、宮本、剣子の実力でたった１年で全国を狙える程の強豪に成長するが、佐々木の『突き』を使った攻撃が相手校の選手に怪我を負わせてしまい、剣道部の活動が１年間休止となる。

せっかくこれから…というときに剣道の練習すら禁止になってしまった佐々木は自暴自棄に陥る。そこにたまたま現れたURAKENの主催者で土方役の重岡さんが佐々木を誘い、「慰謝料を稼ぐ」という理由で佐々木はURAKENを始める。

何人もの剣士達と戦い、何百万もの賞金を稼ぐ程になった佐々木だが、URAKENの情報を聞きつけた宮本が現れて佐々木を連れ戻そうとする。

宮本「こんなの剣道でも何でもない！佐々木を返せ！」

佐々木「慰謝料の為にやってるんじゃない！宮本が原因なんだ。小学生の頃から宮本はいつも僕の上にいて、一緒に居ると僕がどんどん落ちぶれていくんだ！」

近藤先生「ここは佐々木のいるべきところじゃない！帰るぞ」


土方は片方の目を失明していたが、それは高校生の頃剣道の大会で近藤に『突き』で攻撃されて出来た傷だった。それを今でも引きずっている土方に対し、「俺の目を突け！逃げないから！」と言って過去を受け入れようとする近藤に改心させられ土方は佐々木を解放し、佐々木はURAKENから足を洗う。

後に佐々木が相手校の選手に追わせた怪我はかすり傷程度であったことが発覚し、無事剣道部の活動が再開する。ここでハッピーエンドかと思いきや、新入部員として土方が入部してくるっていう素敵すぎるオチで終了でした。


結局レポっちゃった。でも自分の好きなとこだけ（笑）

  • ４回も通って１番かっこいいなぁって思ったところは、遠山さんと五明さんの殺陣のシーンです。お二人の殺陣の演技もめちゃくちゃかっこいいんだけど、五明さんが遠山さんを連れ戻そうとしてるところが『友情』って感じですごくよかった。わたしは「佐々木と宮本」じゃなくて、「グランジの遠山さんと五明さん」って感じで見てしまってました。熱いグランジが好き。こういうの見せられると、男の子に生まれたかったなーって思います。女同士でこういうことって無いもんね。
  • 何度も書いてるけど、キヨちゃんの演技力。今まで「伊藤ちゃんの後輩」ぐらいにしか思ってなかった彼ですが（ごめんなさい）、完全に見方が変わりました。めちゃくちゃ上手いし、アドリブにも上手く対応しててすごく好印象でした。役ではあんまり剣道出来ない役だったから殺陣のシーンが少なかったのが残念。もっと見たかった。
  • 神保町でラフコンが出る公演は当たりが多いって言われてるけど、今回も例に漏れずそうでした。私が前回見たオーディションもちょおお面白かったし、観客を飽きさせない演技をする方達だなぁって。重さんのくどさは好き嫌いが分かれると思うけど、重さんのくどさ大好きな私的にはもっと粘っていいよ！って心の中で思ってた。だけど千秋楽に最前列で観た重さんのド迫力はすごかった（笑）なんかギラギラしてた
  • 女優の由梨さんは初めて観たけどすごい可愛かった。客出しのとき何度も話しかけようと思ったけど、「可愛かったです」って言うのもどうかなーって思って止めましたｗめっちゃ童顔だけど何歳の人なんだろう？工藤さんに続く好きな女優さんです。


さてＤファン的には色々なことがあって、色々なことを思ったURAKENでしたが千秋楽が無事迎えられてよかったなぁと思います。思えば初日公演行った私的には、あの日そんなことがあったんだってブログを見てすごく悲しい思いをして。「さようなら」って言われて、今どんな思いでこのブログを書いてるのかなって思うとどうしても顔が見たくなって神保町に行って、元気な姿を見てすごく安心して、って


な　ん　て　情　緒　的　な　１　週　間　な　の　…　！！！



Ｄちゃんのおかげでとっても趣き深い日々が過ごせました（笑）思えば客出しの対応が悪いとか言われてたけど、私もお見送りしてくれてる芸人さんたちのこと基本スルーだから（悪気なく、とんでもなくシャイ故）ダメだなって思って、頑張ってＤさんに握手してもらいに行きました。だけどどうしようもなく照れて、「かっこよかったですっっ」って早口で言って手を差し出したら笑ってくれて（苦笑いかもしれないけど）、とっても優しく握手してくれました。そういう人なんだ、遠山さんって…！
疲れてる時もあるだろうし、やる気出ない時もあっていいし、いつも無理して笑わなくてもいいと思う。その人のペースを大切に、これからもいいものを創っていって欲しいです。


総括、すごく楽しい１週間でした。またURAKEN以上の素敵な作品に出逢えますように☆